ブランデーの種類について
フルーツブランデーについて
フルーツブランデーは、ブドウ以外の果物を原料としてつくられたブランデーと名のつくお酒のことをさします。
「アップルブランデー」もフルーツブランデーの一種と分類されることがあります。
フルーツブランデーをつくるのに使われる果物の種類として、リンゴやサクランボがよく知られています。他にもスモモ、セイヨウナシ、キイチゴ、ミカン、メロンなどがあります。
ただ、「チェリーブランデー」のように、名前は「ブランデー」でも、リキュールの場合は厳密にはフルーツブランデーではありません。
フルーツブランデーは蒸留酒なので、リキュールのように何かを漬け込んだり、砂糖を加えたりはしません。
名前に「ブランデー」と付いているだけのリキュールなのか、それともフルーツ・ブランデーなのか、似ていてもふたつは違うものです。
「アップル・ブランデー」の場合は、名前に「ブランデー」と付いているだけのリキュールのようなことはせず、リンゴを醗酵させてつくった醸造酒であるリンゴ酒(シードル)を蒸留して作った蒸留酒であり、かつブドウを原料としていないので、正真正銘フルーツ・ブランデーに分類されます。
こういうお酒の豆知識を身に着けて、お酒を飲みに行くのも楽しいと思いますよ。