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ブランデーの銘柄について③

『X.O』って、なぜ高い?

ワイン、ブランデー、ウィスキーは、木製の樽で熟成させて作ります。
木製の樽は、水分は通しませんが気体は通しますので、熟成中に水分やアルコール分が蒸気となり、少しずつ樽から滲み出して減少していきます。その結果、熟成開始時の量と比較すると製造量は減少してしまいます。この蒸発して減ってしまった分は、「天使の取り分」または「天使の分け前」と呼ばれています。

他に蒸発して減少した分は、天使が飲むほど美味しくできたからそのように呼ばれたと言う説もあります。「天使が飲んだ」とか「天使の取り分」と言えば、ロマンティックですが、熟成した場所の温度が高かったり湿度が低かったりすると天使の取り分が多くなりますので、X.O等のブランデーを熟成する場所や湿度などは慎重に検討、管理する必要が出てくるため製造者は大変ですよね。そのため『X.O』や『ナポレオン』等の熟成期間が長いお酒ほど天使の取り分が多くなるので高価になるそうです。一説によれば、フランスのコニャック地方では、一日に、なんと「ボトル2万本もの天使の取り分」が発生しているそうです。「天使が飲んだ」とか、「ロマンティック」だと思っていたら、X.O等のブランデーを一日に2万本って、天使も飲みすぎですよね。

 
 
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