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国産ウィスキーの銘柄について②

・バーボンウイスキーについて

バーボンウイスキーとは、元はアメリカのケンタッキー州のバーボン郡地方で生産されたコーンウイスキーのことをそのように呼んでいました。しかし、後にバーボンウイスキーとコーンウイスキーは、別物を指すようにアメリカ合衆国の法律で規定されました。主原料がトウモロコシいうところは同じですが、その他の原料と製法が違うということで再定義がなされたようです。なので、バーボン地方で作られたウイスキー全てをバーボンウイスキーと呼ぶ訳ではありません。

なお名前の由来となったバーボン郡は、現在は昔と違う場所に位置し、現在のバーボン郡ではアルコール飲料は製造していないそうです。何だかさみしいですね。しかし、今もまだケンタッキーでは多くのバーボンが生産されています。バーボンの由来は、アメリカ独立戦争の際にアメリカに味方したてくれたフランスに感謝の意を込めて、ルイ王朝のブルボン家の名前をケンタッキー州のひとつの地名としてバーボン群と名付けたことにあるようです。ただし、ブルボンがなまってバーボンになったそうですよ。豆知識として使ってください。さらにおまけの豆知識として、バーボンの区別について・・・2年以上熟成させたものを「ストレート・バーボン」、樽同士のブレンドを行わずに少量を瓶詰めしたものを「シングル・バレル・バーボン」、5~10種類の樽をブレンドしたものを「スモール・バッチ・バーボン」と呼びます。

 
 
 

・余市について

余市はニッカウイスキーが製造するシングルモルトウイスキーの一つです。余市はニッカウイスキーの原点である北海道の余市蒸溜所で作られています。シングルモルト余市は1989年から発売が開始されました。発売当初の評価がどうであったか分かりませんが、今では間違いなく世界から高い評価を受けるウイスキーのひとつです。

評価の高い理由は、やはり豊かな香りと力強く濃厚な味わいを作り出している石炭直火焚蒸溜という方法や、職人さんの絶え間ない努力の結晶と言えるのではないでしょいうか。ニッカの原点である『余市』の名を冠したこのウイスキーもまた『竹鶴』と同じようにニッカウイスキーーの全てが詰まった最高のウイスキーではないでしょうか。また、シングルモルト、10年、12年、15年、20年と、余市にも沢山のラインナップがあります。これらはすべて、同じ原酒ですが、熟成期間が違うため、あとになるほど味も深みを増していきます。5つともそれぞれ個性が異なりますが、余市ウイスキーの一番の特徴である豊かな味わいと力強い濃厚な味わいはどれも共通するところがあり、香り、味わい、それぞれの魅力が楽しめることまちがいなしです。

 
 
 

・サントリーのウイスキーについて

サントリーは今では日本屈指の大手酒造メーカーーです。サントリーの始まりは創業者、鳥井信治郎が1899年に葡萄酒の製造販売を目的とした『鳥井商店』を創業したのが始まりでした。その後1921年に社名を『壽屋』に変更し、国産ウイスキー、国産ビールの製造が開始されました、まさに1921年こそ、日本のウイスキー界がスタートした年と言えるでしょう。1929年に初めて今の社名でもある『サントリー』という言葉が出てきます。この年に壽屋は初めてウイスキーを販売しました。

このウイスキーの名前こそが『サントリー白札』であり今の社名の元となっています。サントリーの由来ですが、『サン』の部分は当時発売されていた『赤玉ポートワイン』の赤玉を太陽に見立て、ウイスキーは元洋酒ということで、英語読みにして『サン』。『トリー』はそのまんま『鳥井』とのこと。なので『サン』+『鳥井』で『サントリー』となったそうです。その後、自社ビール発売を期に壽屋の社名が今の『サントリー』になったそうです。ウイスキーが一般的に根づいていない当時の日本で、サントリーは高品質なウイスキーー製造に対する挑戦を続け、先進的な広告戦略を展開し、現在では世界で高評価を提供する洋酒メーカーーとして広く知られるようになりました。


 
 
 
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