美味しいワイン
美味しいワインの見分け方
美味しいワインを見分ける時には、ラベルに書かれている4Vで見分けるのが良いそうです。
ワインは、ぶどうの品種や産地の違いによって味わいが変わり、一般的に涼しい地域のぶどうは熟しにくいためライトボディなワインに、暖かい地域のぶどうは完熟しやすいためフルボディなワインになるといわれています。
ではラベルに書かれている4Vとは何でしょうか?
4Vとは「Variety」「Vintage」「Vintner」「Vineyard Location」でそれぞれ「ぶどうの種類」「年」「ワインの製造者」「ぶどう畑の場所」となります。
もうひとつ覚えておきたいのが、ワインのBig6といわれるものです。
赤ワイン、白ワインに使われているぶどうには、代表的なぶどうの種類があり、赤ワインのラベルには「Pono Noir」「Merlet」「Cabernet Sauvignon」「Shiraz」、白ワインのラベルには「Shiraz」「Sauvignon Blanc」「Chard nnay」と記されています。
正確には7種類のぶどう品種がありますが、Big6といわれています。
ワインの銘柄はみてもラベルに書かれている細かな意味合いには、案外気付かずに見過ごしていたのではないでしょうか。
好きなぶどうの種類や生産地などを覚えておくと、美味しいワインを見分けることも難しくなくなるかもしれませんね。
おいしいワインの選び方
おいしいワインを選ぶと言っても、種類や産地、銘柄などがたくさんあり、迷ってしまいますね。
ワインには旧世界と呼ばれる知名度の高い、フランス・イタリア・ドイツ・スペインなどのワインと、新世界と呼ばれるアメリカ・チリ・オーストラリアのワインがあり、新世界ワインは三銃士と呼ばれることがあります。
知名度の低い新世界のワインですが、カリフォルニアのワインとフランスのワインを目隠してテイスティングしたところ、全ての審査員がカリフォルニアのワインに投票したという事実があるほど、味では旧世界は負けていないようです。
ワインは使われるぶどうの品種によっても、味わいが変わります。
ぶどうの品種を知る事を通しワインの味の特徴を知っておくと、ワインを選ぶ時に役立ちます。
赤ワインに使われるぶどう品種の代表的なものには、官能的な香りと酸味が特徴の「ピノ・ノワール」、しっかりとした渋みが特徴の「カベルネ・ソーヴィニヨン」、フルーティーな甘みでボジョレーの品種である「ガメイ」、まろやかな味わいで高価格のワインから低価格のワインまで幅広く使われていて比較的飲みやすい「メルロー」などがあります。
白ワインの代表的な品種には、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリングなどがあります。
日本の固有品種の甲州などで、どれも爽やかな香りが特徴です。
金額が高いから、おいしいワインとは限りません。
まずは好みのぶどう品種の味をみつけて、おいしいワインを楽しんでみませんか。
安価に飲める美味しいワイン
ワインと言えば、「高い」「難しい」というイメージがありませんか。
種類も豊富にあり、どれが美味しいのか迷われている方も多いはずです。
探せばあるもので、1,000円台で楽しめる美味しいワインをまとめてみましたのので、参考になさってください。
・ネロ ダーヴォラ シチリア (イタリア)
オススメワインを選ぶ雑誌で、オスカーを獲得したワインです。
シチリアで最も評価の高い黒ブドウが使用され、口中に広がる果実味と渋味、エレガントな酸味のバランスが絶妙です。
インパクトのある味わいで、素直に美味しいと感じられる赤ワインです。
・アナケナ レイトハーヴェスト 2010 ラペルバレー (チリ)
ワインはフランスだけではありません。
チリ産ワインには安くて美味しいものが揃っています。
このワインは、マスカット、ライチ、黄桃などを思わせる果実味が豊かに香り、コクがあり膨らみある味わいが特徴です。
余韻も長く、華やかな香りとコクがある旨みがバランス良くまとまっています。
・サンジョヴェーゼ 2008 ヴィーニャ・ファレル二ア エルキ・ヴァレー (チリ)
濃い色合いで、タンニンはやわらかく飲みやすい味わいが特徴のワインです。
しっかりとした肉料理やソースを支える力強さも持ち合わせており、飲みごたえのある一本です。
・サボール・レアル トロ (スペイン)
濃いルビー色の赤ワインです。
しっかりした果実味と酸の絶妙なバランスが良く、なめらかな口当たりで長い余韻を楽しめるワインです。