ウイスキー 種類
健康の為にウィスキー
ウイスキーは蒸留酒の1つで、大麦、トウモロコシなどの穀物を麦芽の酵素で糖化し、これを発酵させたものです。
さまざまなウイスキーの種類がありますが、材料による分類と、産地による分類があるようです。
材料による分類としては
大麦麦芽(モルト)のみを原料とするスコッチウイスキーの「モルト・ウイスキー」
トウモロコシ、ライ麦、小麦などの穀物(grain)を主原料に、大麦麦芽を加えて糖化・発酵させた「グレーン・ウイスキー」
モルト・ウイスキーとグレーン・ウイスキーをブレンドしたスコッチ・ウイスキーの「ブレンデッド・ウイスキー」
ライ麦を主原料とし、主にきたアメリカで生産される「ライ・ウイスキー」
トウモロコシを原料とする「コーン・ウイスキー」があります。
また、産地による分類としては
英国スコットランドで作られる「スコッチ・ウイスキー」
アイルランドで作られる「アイリッシュ・ウイスキー」
英国ウェールズで作られる「ウェルシュ・ウイスキー」
アメリカ合衆国で作られる「アメリカン・ウイスキー」
カナダで作られる「カナディアン・ウイスキー」
日本で作られる「ジャパニーズ・ウイスキー」があります。
ジャパニーズウイスキーの魅力
スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本の5ヶ国は世界的なウイスキー生産国として知られていますが、日本のウイスキーのほとんどがスコッチウイスキーと同様の製法で作られています。
連続テレビ小説「マッサン」のモデルであり、日本のウイスキーの父である竹鶴政孝氏はスコットランドで製法を学び、それを日本に持ち帰り、日本で初となるウイスキー製造に尽力した事は周知の通りです。
ウイスキーは原料と製法によって分類されますが、個性が強い「シングルモルトウイスキー」と味がまろやかで飲みやすい「ブレンデッドウイスキー」が代表的です。
日本のウイスキーは外国のウイスキーと比べてクセもなく、しっかりとしたコクと旨みがあり初心者の方にもオススメできます。
主なウィスキーをご紹介いたします。
(ザ・ニッカ12年)
ニッカウヰスキー創業80年を記念して誕生した「ザ・ニッカ12年」。
価格は少々割高となりますが、飲み方によって三者三様に変わり1本のボトルでいくつもの味を楽しみをもたらしてくれます。
ストレートで飲むにはきつく、割って飲むのが基本となりロックも赴深いものがあります。フルーティーな香りが特徴です。
(竹鶴17年)
まろやかでありながら、しっかりとしたコクと旨み、好きな人は限りなく好きになるウイスキーと言えます。またコストパフォーマンスにも優れています。
飲み方は基本的にストレートですが、しっかりとした香りと余韻が残り日常的に飲むウイスキーとしてオススメできます。
スコッチの本場、英国人も唸らせ、名誉ある賞に何度も輝いたことのある一品だけのことはあります。
ロック・水割り・ハイボール・トゥワイスアップなど、どの飲み方も捨て難いですが、ゆっくりと飲むのに向いたお酒と言えます。
ウイスキーは飲み方によって味わいも変わることから、いろいろな飲み方を試してみて自分の飲み方スタイルを確立してください。
ウイスキーボトル
ウイスキーボトルは、スキットルとも呼ばれます。
主にウイスキーなどのアルコール濃度の高い蒸留酒を入れるための水筒です。
スキットルという名前の由来は、ボーリングの元となったスキットル(Skittles)というイギリスの遊びで使われる木柱にその形状が似ていたためだといわれています。
スキットル(ウイスキーボトル)は、旅行先にお酒を持って行きたい方や、アウトドアなどで使用されることが多いようです。
形状はさまざまですが、携帯に便利なように薄く、湾曲し、ズボンのお尻のポケットに入れて使いやすいように作られています。
大きさはだいたい200cc前後の物が多く、内容の単位は主にオンスで表記されているようです。
昔は銀やピューターなどが多かったのですが、今ではステンレスや、チタンなども用いられています。
ピューターは錫を主体としたやわらかい合金ですので、ズボンのポケットに入れたまま座ることでスキットルが潰れてしまうというトラブルが起こるようです。また、比重が大きいためスキットルが重くなります。
ステンレスは錆びにくく扱いが楽ですが、金属イオンが溶け出すことで内容物に臭さが移ってしまうこともあるようです。
チタンは耐食性と比強度が高いので、軽くて高強度なスキットルを作ることができると共に、チタンの特性として金臭さが内容物に移らない長所があります。
銀製ほどではないですが、かなり高価な商品のようです。