ワインと和食
ワインに合う煮物
「普段食べる煮物や鍋料理とワインって合うのかな?」と思われるかもしれませんが、実はワインの生産地や種類にもよっては合うワインがあります。
フランス産のワインよりも、天候が安定しているので毎年品質が変わらずフルーティーで飲みやすいオーストラリア産のワインや、気温が高くブドウが完熟するので糖度が高いカルフォルニア産のワインがお勧めです。
煮物や鍋料理は、水や調味料、スープに具材を入れて煮る料理で、味付けはしょうゆ、しお・みりん・さとう・出汁・日本酒等です。
ワインに合う煮物や鍋料理を作るうえでは、2つのポイントがあります。
まず一つは【しっかりとした味(濃い味付け)の物】
もう一つは【脂肪分(肉など)がある程度入った物】です。
例えば、すき焼きには【赤ワイン】が合います。
ビールや日本酒よりも口の中の油をさっぱりとさせてくれるので、食が進みますし、赤ワインのしっかりとしたコクが合います。
すき焼きの割り下に赤ワインを入れるとより一層合いますよ。
煮物や鍋料理の特徴として【出汁】を使用ますが、この【出汁】の甘味がワインと合わない場合があります。
そんな時は【白ワインの辛口】等がお勧めです。
そのほかにもどのような料理が合うのでしょうか?
水炊き(柚しょうゆ・ポン酢)には白ワインが合います。
しゃぶしゃぶ(ゴマだれ)にはオーストラリアシャルドネやカルフォルニアワインが合います。。
しゃぶしゃぶ(みそだれ)は赤ワイン、白ワイン、どちらとも合います。
おでんやちゃんこにはロゼワインが合います。
煮魚もはミディアムの赤ワインが合います。
ぶり大根にはロゼワインや軽い赤ワインが合います。
筑前煮には辛口の白ワインやシャンパーニュワインが合います。
ぜひご参考にしてみてください