ワインとアレルギー
アレルギーにご注意を
ワインに限らず、お酒と健康と言うと、「まず気になるのはカロリー」という方が多いのではないでしょうか。
しかし、カロリーよりも怖い存在があったのです。それはアレルギーです。
卵・大豆・そば・小麦等、メジャーなアレルギーはたくさんありますが、ワインアレルギーはあまり聞いたことがないですよね。
ですが、ワインの防腐剤に使われている亜硫酸にアレルギーがあると、ワインは勿論、ビールにもアレルギー反応を起こしてしまう可能性があるそうです。
それ以外にも、以下のアレルギーを持っている方も注意が必要かもしれません。
ブドウ他のフルーツアレルギーの方は、ワインの原料はブドウですから、当然と言えますね。
花粉症の方ご注意が必要かもしれません。と言うのも、最近になって、フルーツや野菜のアレルギーを持つ人の多くが花粉症であることが分かってきたからです。加熱したりして調理したフルーツなら大丈夫なものもあるようですが、ワインは加熱して発酵静止させない方法で作る場合があるので、安心とは言い切れないでしょう。
卵・牛乳・甲殻類(えび・カニ等)のアレルギーをお持ちの方も注意が必要です。上記は植物繋がりなのでまだ分かると思いますが、こちらは完全に別物です。実はワインをつくるときに出てくる不純物を取り除く際に用いられる清澄剤の一部に、動物由来の成分が使われている場合があるそうで、少量ながらも溶け込んでしまうために注意された方がよいでしょう。ベジタリアン向けのワイン等には使われていないそうなので、試してみるといいかもしれません。
ワインを購入される際は、カロリー表示だけでなく、細かい部分も見ていく事が大事と言えますね。