ブランデーの賞味期限
ブランデーに賞味期限ってあるの?
ずっと飲まないままその存在を忘れていたブランデーや、頂き物のブランデーが何本も自宅にある場合、「あまりにも年数が経っているため大丈夫だろうか」と不安をお持ちの方も多いかと思います。
ブランデーは蒸留をしたアルコール度数が高いお酒です。
アルコール度数が40度以上と高いため、その殺菌力により雑菌などが繁殖しにくく、変質もしにくいようです。
それでは何年も経っているから熟成して美味しくなるのか、と言うとそういうわけでもなさそうです。
熟成というのは、樽に入っている場合のみおこるもので、ボトル詰めをした時点でそれ以上熟成は進みません。
肝心のブランデーの賞味期限ですが、保存状態が良く未開封のものであれば何十年経っても問題なく飲むことが出来ます。
そのためでしょうか、法律でも賞味期限や製造日は表示しなくても良いことになっているようです。
ただし、開封後のブランデーの賞味期限については変わってきます。冷暗所に保管していても開封後3ヶ月くらい経つと風味が落ち始め、その後アルコール感も落ちてしまいます。
またコルク栓の場合は、コルクが乾かないように横に寝かしておいたほうが良いそうです。
開封後はやはり早めに飲むことですね。